デイケアセンター「イルマーレ」
平成20年10月、本館2階とC棟3階それぞれで展開していたデイ(ショート)・ケア、デイ・ナイトケアを統合し本館1階へ移転すると同時にデイ・ケアのセンター化を図りOTP:統合型地域精神科治療プログラムはじめささがわプロジェクトでご指導をいただいた故イアン・RH・ファルーン先生の聖地イタリアにちなみデイケアセンター『イルマーレ:海』と命名されました。
デイケアセンター『イルマーレ』の役割は、精神科疾患を有する方々を対象に医師の指示及び十分な指導・監督のもとで、作業療法士・看護師・准看護師・精神保健福祉士・心理士・栄養士等の各専門職スタッフによる『機能別デイケアプログラム』を展開し、再発、再入院の防止はじめ生活リズムの調整や人との付き合い方等の社会生活適応訓練を行い自信の回復、地域での生活の質の向上をめざしています。
また、『NPO法人アイ・キャン』『あさかホームケアーズ』等の関連事業所との連携を図り、チームアプローチによる地域に向けた統合的な心理社会的プログラムにより地域生活のサポートを行っています。
イルマーレ利用の流れと活動コース
主治医が処方せんを発行し、コーディネーターとの面接で利用者さまの現状やニーズを伺った上で、所属する活動コースを決定し、利用開始となります。利用者さまは活動を自由に選択でき、コース別のプログラムのほかにも、センター全体での季節行事や小旅行など行ったり、メンバーの状況やニーズの変化によってコースの変更が可能です。
治療主体コース ファーロ[灯台]
症状や退院後の不安を解消したい
- 症状への対処法を習得したい
- 病気の知識を知りたい
- 話をじっくり聞いてもらいたい
- 生活のリズムを整えたい
- 疲れを癒したい
週間プログラム表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 個別活動 | 個別活動 | 個別活動 | 運動プログラム | 個別活動 | 個別活動 |
| 運動プログラム | コミュニケーションプログラム | 疾患教育プログラム | ||||
| 午後 | 個別活動 | 個別活動 | 個別活動 | 個別活動 | 個別活動 | 個別活動 |
| 元気サポートプログラム | 認知症プログラム | 第1・3アロマ、第2・4 | 個別面接 | 個別面接 |
目的志向コース ロッタ[航路]
仕事をはじめたい・続けたい
- 仕事をするための練習をしたい
- 仕事の探し方を教えてもらいたい
- 同僚や家族と上手につきあいたい
- 趣味を見つけたい・疲れを癒したい
- 日常生活の技術を学びたい
週間プログラム表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 企業実習 | 企業実習 | 企業実習 | 企業実習 | ||
| 午後 | グループミーティング (第2・4) |
企業実習 | 企業実習 | |||
| ナイトケア | ジョブトーク | 認知行動治療 心理教育 |
日中生活支援コース ポルト[港]
日中の生活の場として利用したい
- 日中の居場所が欲しい
- 生活のリズムを整えたい
- 仲間や友人と交流したい
- 趣味を見つけたい・疲れを癒したい
- 日常生活の技術を学びたい
週間プログラム表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前 | 個別活動・ストレッチ体操(木・土のみ) | |||||
| 午後 | 映画鑑賞 | レクリエーション | 棒体操 スポーツ |
個別活動 | リラクゼーション | レクリエーション |
| のど自慢・ 芸術クラブ |
園芸クラブ・棒体操 | クッキング・ 棒体操 |
ゲートボール・クッキング・パソコン | 園芸クラブ・デジカメクラブ | テーブルゲームクラブ・ デジカメクラブ |
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海の風景
この作品は、デイケアセンター「イルマーレ」開設に併せて、利用者の方々が雑誌の端切れやペットボトルなどの廃材で作成しました。「イルマーレ=海」が、利用者の皆様にとって、「ファーロ=灯台」となり、「ポルト=港」となり、「ロッタ=航路」を示す存在でありますように・・・。
ささがわプロジェクトとは
病院医療から地域ケアへの転換を進めるにあたって、医療・心理・社会的側面を統合した地域ケアシステムをどう構築するかという視点に立ちながら、検討が開始されたプロジェクトです。平成14年4月、あさかホスピタルの分院であったささがわホスピタルを閉院し、共同住居「ささがわヴィレッジ」と地域生活支援センター「アイ・キャン」へ機能変更を行い、その運営をNPO法人アイ・キャンが担いました。当時、平均年齢55歳、平均在院期間25年の94名の当事者が退院し、「ささがわヴィレッジ」での生活を開始しました。その際、医療と福祉による統合型地域精神科治療プログラムOTP:Optimal Treatment Projectを用いた多職種チームによる介入実践を行いました。平成18年度からは、ささがわプロジェクト2nd stageの取り組みが開始され、多職種チームにより、大規模住居からより地域に点在した小規模なグループホームへの移行支援が行われ、より地域に点在した当事者への支援システムの検討、実践が行われています。




































