急性期作業療法(D棟4Fリハビリテーションセンター「ソーレ」)
機能(役割)
動揺しやすい不安定な状態からの早期離脱をはかり、慢性化への移行を防ぎ、回復期に始まる現実生活への移行準備を促すよう、安心・安全感の保障、現実感と身体感覚の回復、休息援助、欲求充足と発散、自己状態の把握と回復ペースの理解、回復状態の評価とチームへの情報提供を主な目的として開始される。
不安定な症状から早めに脱し、長期になるのを防ぎ、現実生活への準備のサポートをします。
安心・安全感の保障、現実感と身体感覚の回復、休息援助等が主な目的です。
週間プログラム
| 午前(午前9:00から11:00) | 午後(午後1:00から3:30) | |
|---|---|---|
| 月曜日 | 個別活動 ・作業活動 ・カラオケ ・スポーツ |
個別活動 ・作業活動 ・個別運動 ・元気サポート |
| 火曜日 | 個別活動 ・作業活動 ・カラオケ ・スポーツ 午前9:00から10:00 ・ウェルネスプログラム |
個別活動 ・作業活動 ・個別運動 ・アドバンス |
| 水曜日 | 個別活動 ・作業活動 ・カラオケ 午前10:30から11:30 ・コミュニケーション 交流の場(SST) |
個別活動 ・作業活動 ・個別運動 午後1:15から2:30 ・認知機能訓練 午後2:30から3:30 ・アロマリラクゼーション ・ヨーガ |
| 木曜日 | 個別活動 ・作業活動 ・カラオケ 午前9:00から10:00 ・ウェルネスプログラム |
休み |
| 金曜日 | 個別活動 ・作業活動 ・カラオケ ・スポーツ |
個別活動 ・作業活動 ・個別運動 ・アドバンス |
| 土曜日 | 個別活動 ・作業活動 ・カラオケ |
個別活動 ・作業活動 ・個別運動 |
各種プログラム
| スケジュール | 月曜日・火曜日・金曜日の午前9:00から11:00 (金曜日のみ午前10:00から11:00) |
|---|---|
| 目的 | 気分転換を図ったり、退院後の生活に必要な体力を身に付けます。 |
| 内容 | 集団プログラム(バドミントン、インディアカ、卓球等) 個別プログラム(エアロバイク、トレッドミル等) |
| スケジュール | 火曜日・木曜日の午前9:00から10:00 |
|---|---|
| 目的 | 運動によって精神的な機能を高める。集団での活動により周りの方への配慮など社会的スキルの向上へつながることを目的とします。 |
| 内容 | ① エンジョイプログラム:集団で楽しめる運動を実施 ② 体力・バランス向上プログラム:1分間のサーキット運動、平行棒などを使用しての運動 |
| スケジュール | 火曜日・金曜日の午後2:00から3:30 |
|---|---|
| 目的 | ストレスの対処スキルを身に付ける |
| 内容 | ・ストレスコーピング(行動記録表より) ・アサーティブトレーニング ・自動思考やスキーマの修正 など |
| スケジュール | 月曜日の午後3:00から5:00 |
|---|---|
| 目的 | 自己のストレスを表現し、ストレスへの対処方法を学びながら元気を取り戻します。 |
| 内容 | ・ストレスの正しい理解 ・ストレスの対処方法 ・再発予防 などを学びます。 |
| スケジュール | 水曜日の午全10:30から11:30 |
|---|---|
| 目的 | ストレスの対処方法を身につけることや精神症状の改善を図ります。 |
| 内容 | ヨガ、自律訓練法、ストレッチ、フットバス、ハーブティー等 |
| スケジュール | 毎日午前9:00から11:00 午後1:30から3:30 |
|---|---|
| 目的 | 作業を手段として利用し、治療のサポートをします。 |
| 内容 | ネット手芸、編み物、パズル、スキルギャラリー、和紙細工等) |
| スケジュール | 水曜日の午後1:15から2:30 |
|---|---|
| 目的 | 認知機能の向上を図り、社会的な適応性を高めます。 |
| 内容 | 認知機能の評価、認知機能の知覚、記憶、注意力、実行機能の訓練を楽しく行います。 |
| スケジュール | 必要に応じて個別実施 |
|---|---|
| 目的 | 退院への自信回復、また退院後の生活に必要な調理技術を身につけます。 |
| スケジュール | 毎日午前9:00から11:00 |
|---|---|
| 目的 | 発散や楽しむ体験により、自己回復を高めていきます。 |
| 内容 | 歌を歌います。また、他者の歌を聴く事で交流を図ります。 |
-
コミュニティフロア
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IADL訓練室
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創作活動室
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サンルーム
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リラクゼーションルーム
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フィットネスルーム
回復期作業療法
機能(役割)
作業療法室では、心と体の動きをよくするために様々な活動を行っています。より良い生活を送るための援助をすることも作業療法の一つです。入院が長期にわたる方に対し、具体的な活動を通して、退院して地域生活を目指すことや生活の質が維持・向上できることを支援します。また、作業療法を通して、生活の中での楽しみを一緒に見つけていきます。
週間プログラム
| 午前 | 午後 | |
|---|---|---|
| 月曜日 | パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど |
パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど 小集団作業 |
| 火曜日 | パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど |
パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど |
| 水曜日 | パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど ・ホット体操 ・小集団調理 |
パラレルな場面での活動 ・創作活動 など ・スポーツ ・音や認知機能訓練 |
| 木曜日 | パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど |
休み |
| 金曜日 | パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど |
パラレルな場面での活動 ・創作活動 ・カラオケなど ・スポーツ ・音遊び |
| 土曜日 | ・頭の体操 ・映画鑑賞 | ・運動リラクゼーション ・映画鑑賞 |
各種プログラム
| スケジュール | 月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日の午前9:00から11:00 午後1:00から3:00 (木曜日は午前のみ) |
|---|---|
| 目的 | 自分で選択した活動を定期的に実施することで、生活リズムの獲得や達成感・自信の獲得、活動の遂行機能の維持・向上を図ります。 |
| 活動例 | 革細工、編物、和紙細工、ビーズ細工、など |
| スケジュール | 水曜日・金曜日の午後1:00から3:00 |
|---|---|
| 目的 | 小集団にて、バレーボールやバドミントン、卓球などを実施し、運動による発散のほか、対人交流技能を高める、達成感・自信の獲得を図ります。 |
| スケジュール | 未定(クール制) |
|---|---|
| 目的 | 挨拶、頼む、断るなど、人とのやり取りを上手く行うために必要な技術を、デモンストレーションをもとにロールプレイで体験しながら、小集団で学んでいきます。 |
| スケジュール | 火曜日の午後1:15から2:30 |
|---|---|
| 目的 | 認知機能を知覚・記憶・注意・遂行機能に分類し、小集団にてそれぞれの機能を向上させるような訓練を実施します。急性期OTと合同で行います。 |
| スケジュール | 水曜日の午前9:00から11:00 |
|---|---|
| 目的 | 入院者を対象とした小集団にて、楽しみながら昼食メニューを作り、試食します。普段できない活動を通して、達成感や楽しみ・満足感の獲得を図ります。 |
| スケジュール | 水曜日の午後1:00から3:00 |
|---|---|
| 目的 | 歌や楽器を用いた活動が、音楽療法士のもとで実施されます。リクエストに応じて懐メロを歌ったり鑑賞したりするほか、珍しい楽器を用いてリズムに合わせて演奏するなどを行います。 |
| スケジュール | 土曜日の午前9:00から11:00 |
|---|---|
| 目的 | 簡単な計算や漢字の問題を解いたり、トランプやカルタなどのゲームを行っています。また、アロマリラクゼーションも行っており、心身のリフレッシュを図ります。 |
| スケジュール | 土曜日の午前9:00から11:00 |
|---|---|
| 目的 | 主に昔の映画をリクエストに応じて、暗くした部屋・大画面で上映します。懐かしさを感じたり笑ったりなど、気分転換・楽しみを獲得していきます。 |
| スケジュール | 土曜日午後1:00から3:00 |
|---|---|
| 目的 | 小集団での、ウォーキングやストレッチなど運動による発散のほか、対人交流技能を高める、達成感・自信の獲得を図ります。 |
| スケジュール | 土曜日午後1:00から3:00 |
|---|---|
| 目的 | 小集団での、ウォーキングやストレッチなど運動による発散のほか、対人交流技能を高める、達成感・自信の獲得を図ります。 |
| スケジュール | 水曜日の午前9:00から11:00 |
|---|---|
| 目的 | 健康に対する意識付け(講義)をしながら取り組みやすい運動(棒体操、ストレッチなど)を行い更なる病気の予防や機能の維持、気分転換をはかります。 |
外来作業療法
機能(役割)
退院して間もない方、普段の生活に不安や生活のしづらさを抱えている方、今後の目標が明確である方、日中の過ごし方を工夫したいと考えている方をサポートします。
- 入院中から退院後の生活が安定するまでの継続的な治療やサポート
- 生活上の不安・課題を一緒に考え、解決する
- デイケア・デイナイトケア・作業所に通う、就学、就労する為のステップ
- 余暇生活の支援
また、地域リハビリのひとつとしてご利用いただけるほか、退院後も入院中と同じ場所がご利用いただけます。当院の医師・外来スタッフ・精神保健福祉士など、専門のスタッフによる複合的なサポートに加えて、関連施設である「地域生活支援センターアイ・キャン」やその他にも利用可能なサービスがあります。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。
利用時間について
日曜・祝日、年末年始を除く平日にサービスが提供されます。
(サービス内容によって、土曜日に実施する場合もあります)
サービス内容
参加される方の目的に沿って、担当スタッフと相談の下、以下のサービスが提供されます。
場面見学などによって選択していただくこともあります。
※急性期、回復期作業療法でのサービスになり、内容も準じています。
- 手工芸(革細工、プラモデル、編み物、裁縫、パズル、タイル細工など約80種類)
- 調理・金銭管理・生活管理・人付き合いなどの生活技能を高める為の練習
- 自分の病気と上手に付き合うための勉強会
- 社会生活技能の向上(就労のステップなど)支援
- リラクゼーション、茶話会
- 集団で行うスポーツ(バレー、ソフト、卓球、バトミントン等)
- 外来作業療法以外で利用できる通院のリハビリテーションプログラム
うつ病の作業療法
作業療法の援助
作業療法の役割は受容的、支持的な精神療法的関わりのもとに、作業療法を関わりの手段とし、言語を介さないことで精神的負担を軽減するといった関わりから始まります。 そして現実的な枠の中で対象者が安定し、新しい適応的人間関係を体験した後に、以前の生活や社会的地位への復帰を援助します。
早期の作業療法
『導入時』〜休息〜
作業の指示、判断を明確に示し、すべての社会的責任をはずし、今の状態は病気の状態であることを告げて、病気という自覚を持たせ、特にうつ病相では生活上の重要な決定はさせません。
『導入後』〜保護的関わり〜
うつ病は、自分で決定できなかったり、自己卑下感を引き起こしたりします。他者の評価を得ることで自己評価が決まり、他者評価に対する過剰な意識や依存が見られます。
うつ病相
作業の指示、判断を明確に示し、すべての社会的責任をはずし、今の状態は病気の状態であることを告げて、病気という自覚を持たせ、特にうつ病相では生活上の重要な決定はさせません。
提供される作業活動の要素
- 以前になじみのあるものより、初めてのもの
- 簡単で繰り返しのある構成的活動(精神運動抑制に応じて)
- 組織的で実用的な活動(決断の困難さと葛藤を避ける)
関わり方
- 短期活動で連続性を持たせる
- 話しかける内容も簡単で分かりやすく、対象者のテンポに合わせる
- 反応を待ちながら、相手が知覚できる速さで話しかける
- 能力を超えた要求をしていないことを伝える
- 決定を迫らない
回復期前期の作業療法
『現実感の回復・無理と焦り』〜受容される体験〜
大変な病相期を乗り越えたことを評価し、どのようなことでも以前との比較ではなく、今達成したことを評価することが肯定的な行動の強化になります。
提供される作業活動の要素
なじみの薄い活動
↓
簡単な課題の達成に合わせて活動のレベルを上げる
↓
徐々に病前の生活に関連した活動に移す
関わり方
関わり方
回復期後期の作業療法
『生き方の見直し』〜現実との調和〜
自分自身の行動パターンを認識できるよう導き、生活態度を変えたり、新しい楽しみを持ったりすることで、無理をしなくてもなんとか現実と調和できるようにします。
関わり
- 休養のとり方を学ぶ
- 何か仕事以外に趣味を見つける
- こだわり、執着する気持ちが無理につながることを理解する
- 徐々に援助を減らし、自立感を育てる
- プライドを傷つけないような活動を提供する
統合失調症の作業療法
作業療法の援助
直接病理に関わる治療的介入より、統合失調症に対する作業療法の機能を生かし、本人の健康な部分に働きかける生活への適応に向けた援助が中心となります。
段階的な作業療法
準備段階 規則正しい生活
- 睡眠を十分にとる
- 起床、就寝、食事などはある程度時間を決める
- 服薬の習慣をつける
第1段階 自分の身の回りのことを自分でやる(セルフケア)
- 入浴、歯磨き、着替えなどをきちんとする
- 配・下膳、洗濯物をたたむ。簡単な手伝いをしてもらっても良い
第2段階 楽しみながら、焦らずできることを始める
- 今まで好きだったことを楽しく出来そうなことをゆっくりと始めてみる
- 散歩、音楽鑑賞、簡単な買い物などが一般的
- 疲れたら休む。以前と同じように出来なくてもがっかりしないこと
第3段階 なじみの居場所を見つけ、なじみの人とかかわる
- デイケア・作業所などが一般的
- 受身的でも、好きなことしかやれなくてもOK
第4段階 対人関係の技能、問題解決の技能、問題解決の方法などを練習
- 問題解決技法やロールプレイを用いた練習
- 少しずつ持続力をつけていく
- 興味や関心の幅を広げ、よいところを伸ばす工夫をする
早期の作業療法
提供される作業活動の要素
積極的に何かをしたり作るというより、好きな音楽を聴く、ちょっと気晴らしに何かをしてみる、何かを強要されない場で過ごす、といったように作業をシェルターとして用います。
関わり方
- 関わる自分を観てもらう時間的ゆとりを提供する
- 心配と関心を持ってそばにいることを伝える
- 急がない、焦らない
- 少し支えたり、判断を助けるなど母性的な関わりが主体である
- ベッドサイドであれば、声かけから
- 対象者の精神内界に不用意に入り込まない適度な心理的距離を保つ
《現実への移行》身体感覚の回復
提供される作業活動の要素
- 新しい知識や技術、作業遂行時に判断を要さないもの
- 活動の進行度や結果までの手順が明確
- 適度な繰り返しとリズムをもつ
関わり方
- 作業活動にともなうリズムや身体感覚を少しずつ自覚できるように、作業をセラピストと共にすることによって生まれる共有感覚を生かして働きかける
早期の作業療法
提供される作業活動の要素
積極的に何かをしたり作るというより、好きな音楽を聴く、ちょっと気晴らしに何かをしてみる、何かを強要されない場で過ごす、といったように作業をシェルターとして用います。
関わり方
- 関わる自分を観てもらう時間的ゆとりを提供する
- 心配と関心を持ってそばにいることを伝える
- 急がない、焦らない
- 少し支えたり、判断を助けるなど母性的な関わりが主体である
- ベッドサイドであれば、声かけから
- 対象者の精神内界に不用意に入り込まない適度な心理的距離を保つ
《現実への移行》身体感覚の回復
提供される作業活動の要素
- 新しい知識や技術、作業遂行時に判断を要さないもの
- 活動の進行度や結果までの手順が明確
- 適度な繰り返しとリズムをもつ
関わり
- 作業活動にともなうリズムや身体感覚を少しずつ自覚できるように、作業をセラピストと共にすることによって生まれる共有感覚を生かして働きかける
回復期前期の作業療法
提供される作業活動の要素
- 自分が使用するもの、自分の身の回りのものを作る
- 作った作品に名前を入れる
- 他者を手伝う、ひとと共同して何かを達成する(共有体験)
- 自分が作ったものをプレゼントする(愛他的体験)
関わり
- ひとと遊んだり作業を共にする設定を行う中で自然に交わされる会話から、自分と同じような苦しみを体験している人がいることを知ってほっとしたり(普遍的体験)、自分のしたことが喜ばれる体験(愛他的体験)の積み重ねが、自分を受け入れる(自己受容、自己尊重)ことにつなげていく










































